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♪ショートスタイルの縮毛矯正♪

ショートスタイルの縮毛矯正の抑えるべきポイント

縮毛矯正のスタイルのイメージだと、ミディアムからロングの長さのイメージがあるかもしれません。

しかし、癖毛には髪の長さは関係ないです。

ショートでも癖毛の人は癖毛ですので。

ショートの縮毛矯正に大事な事

不自然なストレートではなく、自然な丸み

ショートスタイルの縮毛矯正の際には、仕上がりの自然な丸みがとても大切だと思います。

縮毛矯正の良くないイメージとして、仕上がりが不自然に真っすぐ過ぎる、質感が硬くなってピンピンした感じになっている、ボリュームが落ちすぎていてぺったんこになってる。

こういったものがあるかと思います。

特にショートスタイルでの縮毛矯正は自然な仕上がりにならないと、とってもかっこ悪いです。

根元には自然なボリュームと全体的にふんわりとした丸みが残るようなスタイルですね。

地毛でストレートの方のような仕上がりが一番かと思います。

地毛風ストレートにする為のポイントをまとめてみます。

薬剤の選定と塗布

縮毛矯正の大事なポイントの一つとして、最初の1剤の薬剤をどう選定するかというのがあると思います。

癖の強い部分にはしっかりと癖を伸ばせる薬剤を選定し、毛先の部分には少し丸み、癖が残るくらいの優しめの選定にするだけでも、仕上がりの毛先のピンピン感はなくなります。

ショートスタイルの場合、髪の毛のどの部分に、どの程度薬剤を効かせるか?

最終的な仕上がりの柔らかさをイメージして薬剤選定をするのと、塗布のタイミングや、放置する時間などでコントロールすると、最終的なスタイルの丸みをコントロールしやすくなるかと思います。

ドライ後のアイロンワーク

ショートのスタイルの丸みを作るポイントとしてもう一つ。

1剤を効かせたあとのアイロンワークがあります。

すごくシンプルに言ってしまうと、アイロンワークで形を作っていくイメージで、単純に「丸く」アイロンワークをします。

ロングの時も内巻きになるような軌道でアイロンワークをすると思いますが、ショートスタイルの時は、僕は結構大げさに毛先を丸めてしまいます。

根本~中間はストレート気味にアイロンを動かしながら、中間は少しづつ丸めるように、毛先に来たら大げさに丸みをつけるイメージでアイロンワークをします。

それくらい丸くしても、デジタルパーマと違い熱を当て続けているわけではないので、二剤で固定したあとは自然な丸みが残ります。

アイロンワークの「プレス圧」

個人的にはこれが一番大事な気もします。

これはアイロンする際のアイロンを挟む力の加減の事ですね。

ショートの縮毛矯正だけでなく、縮毛矯正全般に言える事ですが、縮毛矯正の仕上がりが硬くなりすぎる、真っすぐになりすぎる。などの失敗は最初の薬剤選定が強すぎるというのも原因の一つですが、ほとんどの場合はこの「プレス圧」によるものだと思います。

アイロンを挟み込む力を強くし過ぎずに、熱を当てる程度の力加減でアイロン操作をすることで、縮毛矯正でよくある真っすぐになりすぎるという事もなく、自然で柔らかい仕上がりになります。

柔らかさがあると、スタイルにも自然に丸みがつきますし、艶のある柔らかなスタイルになるのでショートスタイルの縮毛矯正でもかっこよく決まると思います。

まとめ♪

簡単ではありますが、ショートスタイルの縮毛矯正をするときのポイントをいくつか載せてみました。

他にも細かいところで言うと色々あると思いますが、上にあげたポイントを押さえておくだけでもかなり違うかなと思います。

お客様もショートの方は縮毛矯正と相性が悪いと思われがちですが、ちゃんとコントロールできる美容師さんならショートスタイルでも縮毛矯正綺麗にできます。

癖を伸ばすだけが縮毛矯正ではなくて、ストレートのデザインを作るための手段の一つが縮毛矯正だと思います。

癖毛で困ってる沢山の方を綺麗にできる施術が縮毛矯正なので、多くの美容師さんが上手になってくれるといいですね。

という私もまだまだ未熟で勉強中ですが汗

最後までご覧いただきありがとうございます。