癖毛でお悩みの方の多くが、癖を何とかしたい時考える選択肢として縮毛矯正があるかと思います。
しかしながら、沢山のお客様を担当させて頂いた時によく聞くお話が、縮毛矯正を失敗されてしまい髪の毛がチリチリになってしまった。
真っ直ぐになったのはいいけど、ストレート過ぎて不自然。動きが出ないので柔らかさがでない。
地毛で自然なストレートの方と比べてしまうと明らかに『縮毛矯正しました』という仕上がりになってしまった。
というお話をききます。
それらの失敗はなぜ起こるのか?
それは縮毛矯正という施術をちゃんと理解できていない美容師さんが担当してしまったから。。。といえるかもしれません。
縮毛矯正という施術は美容室の施術の中でも一番と言っていいほど難易度の高い施術になります。
〇お客様の現在の髪の状態。(ダメージや今までの施術履歴など)
〇お客様の癖毛の強さとその癖がどういったタイプの癖なのか?
〇お客様の髪質に合わせた薬剤選定。どういった種類の薬剤を調合するのか?
〇薬剤の反応を的確に判断する知識と経験。
〇施術中の髪の毛に対してのアプローチの仕方。
〇アイロン施術や薬剤を流す際の神経を使う場面でどれだけ繊細な施術ができるか。
など簡単に思い当たるものだけでもこれだけ理解をしていないと綺麗な仕上がりにはたどり着けません。
もちろん他にも沢山注意するところや必要な所があります。
それらをちゃんと理解していない美容師さんが担当してしまうと、なんとなくで施術をしてしまうので難しい髪質やダメージがある髪のお客様が失敗されてしまうのでは?と思います。
このサイトではそういった縮毛矯正に関する事を少しづつ書いていこうかなと思います。
癖で悩んでいる方に少しでも綺麗なストレートヘアを楽しんでいただけたらという思いと、プロの美容師さんがここみて少し参考にしてもらえると嬉しいな。くらいの気持ちでUPしていきますのでご覧いただいた方にもそれくいの優しい気持ちで見ていただけると幸いです。